ユーザーニコ割の動画削除について

この度、私が投稿したユーザーニコ割は、全て削除させていただきました。

“全て”なんて書いていますが、今回削除したのは最後の1本でした。
“最後の”と書いてある通り、過去には沢山投稿していましたが、過去2回にわたり大規模な削除を行い、最後まで残っていた唯一のニコ割も今回削除するということです。

過去2回はどうして削除したのか、その理由はTwitterで説明したのみでした。
そこで今回は、過去2回と今回において削除した理由をここにまとめておこうと思います。


1回目

削除に至った理由は、ニコニコ動画がGINZAにバージョンアップしたことです。

バージョンアップした際に、動画プレイヤーも「GINZAプレイヤー」にバージョンアップしましたが、このプレイヤーが削除の要因です。
このプレイヤー、ユーザーニコ割の再生が始まると動画プレイヤーがガクンと下へ下がるのです。
どうしてかというと、プレイヤー上部のニコ割部分のデフォルト表示領域がユーザーニコ割より狭いからです。そのため、ユーザーニコ割の再生が始まると領域確保のためにプレイヤーが下へ下がるのです。

このような仕様は実は「GINZAプレイヤー」以前の、「Qwatch」及び「ZeroWatch」時代から見られた仕様です。
しかし、両プレイヤーとも短命だったため、あまり気にしていませんでした。
ところが、前述のプレイヤーと違い「GINZAプレイヤー」は非常に長命のため、ついに私自身がこの問題に対し気になってしまいました。
投稿者本人が気になるのに放置するのもいけないと判断し、私の投稿スタイル上必要最低限なニコ割以外は削除することにしました。

動画 タイトル
コメント
ニコ割 各種映像集用
投稿者削除

ユーザーニコ割一斉削除(1回目)
代表してこの動画を掲載


2回目

削除に至った理由は、2015年5月28日にニコニコインフォからにて発表された、ニコニコ動画の仕様変更です。(リンク

いつもniconicoをご利用いただきありがとうございます。

2015年6月18日14時頃をもちまして、
下記機能の提供を終了させていただきます。

▼提供終了機能
・swfファイルでの新規動画投稿(ニコニコムービーメーカー経由)
・ニコる
・スピードチェッカー

知らない人もいるかもしれないため一応説明させていただきますと、ユーザーニコ割はswfファイルで投稿します。
つまり、2015年6月18日以降は新規ユーザーニコ割を投稿できなくなるというわけです。

以前行ったニコ割大量削除の際に残した、数少ないユーザーニコ割の大半は一連のシリーズものでした。
しかも、毎年コンスタントに新作を上げ続けているシリーズです。
しかし、新規ユーザーニコ割の投稿が不可能となってしまうと、このシリーズも打ち切らなければなりません。ですが、このシリーズは新作を上げ続けることに意味があるシリーズだったため、ならばいっそと思い、シリーズ動画を全削除することにしました。

動画 タイトル
コメント
ニコ割 投稿1周年記念祭用
投稿者削除

ユーザーニコ割一斉削除(2回目)
代表してこの動画を掲載


3回目

削除に至った理由は、2016年8月10日にニコニコインフォからにて発表された、ニコニコ動画の仕様変更です。(リンク

2016年8月18日(木)をもちまして、
下記ニコスクリプトの提供を終了させていただきます。

<対象サービス>
 ニコニコ動画

<サービス終了日時>
 2016年8月18日(木)13:00頃予定

<提供を終了するニコスクリプト>
 ・@BGM
 ・@CM

※この日程以降、これらのニコスクリプトの新規登録ができなくなります。

知らない人もいるかもしれないため一応説明させていただきますと、ユーザーニコ割を対象動画に設定するにはニコスクリプトで「@CM」を使用します。
つまり、2016年8月18日以降はユーザーニコ割を新たに動画に新規登録できなくなるというわけです。

ついに「ユーザーニコ割」機能自体が終了してしまいました。
使用できない機能で用いる動画を残していて意味があるのか、そう思ってしまっても仕方がない状況となりました。
というわけで、過去2回のユーザーニコ割削除を乗り越えた唯一のユーザーニコ割も削除することにしました。

動画 タイトル
コメント
ニコ割 各種自作CMツアー始点動画リンク用
投稿者削除

ユーザーニコ割一斉削除(3回目)
これにて全ユーザーニコ割削除


以上、3回分の理由を掲載させていただきました。

早いもので、私がユーザーニコ割を利用し始めてから5年以上経ちました。
利用を始めたときは「なんて便利な機能だろう」と思いました。なぜなら、今でもこういう人はいますが、動画説明欄を読まない人が結構おり、そんな方々に情報を伝える一つとして利用できたからです。
私にとっては、とても役に立つ存在でした。
5年間ありがとうございました。